Linux Mint ウェブアプリ で Web 用 Microsoft 365 アプリを使う

低スペック PC 活用ノウハウ
Linux Mint (Cinnamon) の使い方 その-31
ウェブアプリ で Word、Excel、PowerPoint を使う
 
Linux Mint の「ウェブアプリ」という機能を使えば、Microsoft 365 の Web アプリを無料で、且つ、まるでネイティブアプリのように使うことができる。この方法のメリットは、インストールが簡単で、システムリソースを節約できる点にある。
 
アイコンが設定されるので、「OK」をクリックする
 
以下、「ウェブアプリ」に「Web 用 Microsoft 365」を設定する方法を記録。
 
 

 

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1. ウェブアプリ とは?
 
🔹 ウェブアプリは、ウェブサイトを個別のデスクトップアプリケーションとして起動できる Linux Mint の標準機能です。
 
🔹 これにより、Chrome や Firefox などのウェブブラウザを開くことなく、指定したウェブサイトを独立したウィンドウで実行できます。
 
🔹 スタートメニューにアイコンが表示され、他のアプリケーションと同様に管理できるため、頻繁に利用する Web サービスをデスクトップに統合(アイコンをデスクトップに追加できる)するのに非常に便利です。
 
🔹 参考:
 
 
 
2. Microsoft 365 の Web アプリとは?
 
🔹 Web ブラウザーからインストール不要で利用できる Microsoft Word、Excel、PowerPoint などの機能を提供するクラウドサービスです。
 
🔹 基本的な機能は Microsoft アカウントがあれば無料で利用できます。
 
🔹 作成したファイルは OneDrive に保存され、データの共有や管理が容易になります。
 
🔹 無料版では、OneDrive の容量が 5GB に制限されます。
 
 
 
3. ウェブアプリ で Web 用 Microsoft 365 アプリを使う手順
 
①.Web 用 Microsoft 365 アプリのURLを特定する
 
 
画面が表示されたら、「サインイン」をクリックする。
 
Microsoftアカウントの、メールアドレスを入力し「次へ」をクリックする。
Microsoftアカウントの、メールアドレスを入力し「次へ」をクリックする
 
パスワードを入力し「次へ」をクリックする。
パスワードを入力し「次へ」をクリックする
 
「はい」をクリックする。
「はい」をクリックする
 
次のようなページが表示されるので、左側のメニューから使用したいアプリ(Word、Excel、PowerPointなど)のアイコンをクリックする。例では Excel を選択。
次のようなページが表示されるので、左側のメニューから使用したいアプリ(Word、Excel、PowerPointなど)のアイコンをクリックする。例では Excel を選択。
 
「エクセル」の画面が開き、Web 用 Microsoft 365 が利用可能になる。
「エクセル」の画面が開き、Web 用 Microsoft 365 が利用可能になる
 
上部の「URL」をコピーする。(このURLを → ウェブアプリに設定する。)
https://excel.cloud.microsoft/?wdOrigin=OFFICECOM-WEB.APPBAR
 
 
②.ウェブアプリの設定を行う
 
「メニュー」をクリックし、「インターネット」から「ウェブアプリ」を選択する。
「メニュー」をクリックし、「インターネット」から「ウェブアプリ」を選択する
 
「ウェブアプリ」の画面が開くので、「作成:+」ボタン をクリックする。
「ウェブアプリ」の画面が開くので、「作成:+」ボタン をクリックする
 
設定画面が開くので、それぞれの項目に入力し「OK」をクリックする。
名前に「Web-Excel」を設定。
アドレスに、先ほどコピーしたURLを貼り付ける。
設定画面が開くので、それぞれの項目に入力し「OK」をクリックする
 
アイコンを設定したいので、ブラウザでアイコンを検索する。
アイコンを設定したいので、ブラウザからアイコンを検索する
 
アイコンをダウンロードし、適当な場所に保存する。
アイコンをダウンロードし、適当な場所に保存する
 
ウェブアプリの設定画面に戻り、「アイコン」をクリックする。
ウェブアプリの設定画面に戻り、「アイコン」をクリックする
 
「アイコンを選択」画面が開くので、「参照」をクリックする。
「アイコンを選択」画面が開くので、「参照」をクリックする
 
先程入手したアイコンの画像ファイルを指定して、「開く」をクリックする。
先程入手したアイコンの画像ファイルを指定して、「開く」をクリックする
 
アイコンが表示されるのでクリックして、「選択」をクリックする。
アイコンが表示されるのでクリックして、「選択」をクリックする
 
アイコンが設定されるので、「OK」をクリックする。
アイコンが設定されるので、「OK」をクリックする
 
ウェブアプリに「Web-Excel」が登録される。
ウェブアプリに「Web-Excel」が登録される
 
スタートメニューのアプリ一覧の「ウェブ」カテゴリーにも、「Web-Excel」が登録される。
スタートメニューのアプリ一覧の「ウェブ」カテゴリーに、「Web-Excel」が登録される
 
メニューから「Web-Excel」をクリックすると、「Excel へようこそ」が表示される。
メニューの「Web-Excel」をクリックすると、「Excel へようこそ」が表示される
 
再度、右上にある「サインイン」をクリックする。
再度、右上にある「サインイン」をクリックする
 
Microsoftアカウントの、メールアドレスを入力し「次へ」をクリックする。
Microsoftアカウントの、メールアドレスを入力し「次へ」をクリックする
 
パスワードを入力し「次へ」をクリックする。
パスワードを入力し「次へ」をクリックする
 
「はい」をクリックする。
「はい」をクリックする
 
これで、ウェブアプリ で Web 用 Microsoft 365 アプリが使える状態になる。
これで、ウェブアプリ で Web 用 Microsoft 365 アプリが使える状態になる
 
デスクトップにアイコンを追加しておくと、「Excel が即起動できる。
デスクトップにアイコンを追加しておくと、「Excel が即起動できる
 
 
 
4. Web 用 Microsoft 365 アプリの操作要領
 
 
✅ エクセルのシートを開く
 
画面を下にスクロールすると「マイ ブック」があり、最近開いたファイルが表示されているので、よく利用するファイルをすぐに開くことが出来る。
画面を下にスクロールすると「マイ ブック」があり、最近開いたファイルが表示されているので、よく利用するファイルをすぐに開くことが出来る
 
エクセルのシートを開いた様子。
エクセルのシートを開いた様子
 
「ファイル」をクリックすれば、他のファイルを開くこともできる。
「ファイル」をクリックすれば、他のファイルを開くこともできる
 
 
✅ パワポを開く
 
各画面の左上には「アプリ起動ツール」があり、他のアプリを開くこともできる。
各画面の左上には「アプリ起動ツール」があり、他のアプリを開くこともできる
 
「PowerPoint」をクリックすると、新しい「タブ」でパワポが開かれる。
「PowerPoint」をクリックすると、新しい「タブ」でパワポが開かれる
 
「ファイルをアップロード」すると、手元にあるパワポを開くこともできる。
「ファイルをアップロード」すると、手元にあるパワポを開くこともできる
 
 
📌 ポイント
🔹自動保存:変更は自動的に保存されるため、手動での保存は不要。
 
 
✅ ファイルをダウンロードする
 
「ファイル」をクリックし、「コピーを作成する」から「コピーのダウンロード」を選択する。
「ファイル」をクリックし、「コピーを作成する」から「コピーのダウンロード」を選択する
 
「ダウンロード」フォルダーに OneDrive と同じファイルがダウンロードされる。
「ダウンロード」フォルダーに OneDrive と同じファイルがダウンロードされる
 
 
 
5. OneDrive 使用量の確認
 
画面左上の「アプリ起動ツール」から「OneDrive」を選択する。
画面左上の「アプリ起動ツール」から「OneDrive」を選択する
 
「OneDrive」画面が表示されるので、「サインイン」をクリックする。
「OneDrive」画面が表示されるので、「サインイン」をクリックする
 
「閉じる」をクリックする。
「閉じる」をクリックする
 
左上の「xxx、ナビゲーション ウィンドウ」アイコンをクリックする。
左上の「xxx、ナビゲーション ウィンドウ」アイコンをクリックする
 
サイドバーが開き、一番下に OneDrive の使用量が表示される。
サイドバーが開き、一番下に OneDrive の使用量が表示される
 

 

以上。
(2025.09.15)

 

 

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